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慢性的な頭痛

慢性的な頭痛

 中学生くらいから慢性的な頭痛を経験する人が増え始め、最も有名な「片頭痛」は高校生の15%ほどが経験するとされています。慢性的な頭痛は一次性頭痛に分類され、脳の一過性の異常により起こります。痛みの部位や痛み方、きっかけなどにより分類され、各年代や性別ごとに起こりやすい頭痛が異なっています。

慢性的な頭痛を引き起こす主な病気

片頭痛

頭の片側もしくは両側がズキズキと脈動するように痛み、数時間から長い場合は2~3日続く場合もあります。ギザギザの光が視界に見えるなどの前兆や、気分の変調などの予兆を感じる方が多いのが特徴です。ストレスや疲労、睡眠不足、気温・気圧の変化、月経など、様々な原因が考えられます。

緊張性頭痛

後頭部から頭の両側が締め付けられるように痛み、首や肩こり、めまいを伴うことがあります。ストレスや運動不足、スマホやパソコンの長時間使用などによって首・頭周辺の筋肉の緊張が高まり、血管が収縮することで痛みを引き起こすと考えられています。

群発頭痛

20代~30代の男性に多く見られ、目の奥をえぐられるような痛みが短時間続きます。夜中または睡眠中に起こりやすく、数週間~数か月間繰り返すことが特徴です。目の充血・鼻水・顔の発汗などの様々な症状を伴うことがあり、三叉神経や自律神経が刺激されることによって起こるとされています。

慢性的な頭痛で迷った時は…

上記の病気以外にも、発達の問題や自律神経系の問題でも頭痛が起こることがあります。頭痛が起こった時の治療だけでなく予防によって楽になるケースもあります。また、大きな病気が隠れている二次性頭痛の可能性も考える必要があり、各年代に沿った総合的な診察が必要です。特にユース年代の方は、当院のユースオンライン診療を受診する事をお勧めします。

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