スマホとの付き合い方
ゲーム依存、スマホ依存という言葉を知っていますか?
依存とは…快感、多幸感、ワクワク感、楽しさなどを追い求める行動がエスカレートし、やがてその行動のコントロールができなくなる状態のことを言います。
ゲーム依存、スマホ依存は、ゲームやスマホによって、昼夜逆転したり、学校や職場に行けなくなったり、外に出なくなるというように、日常生活に影響を及ぼします。ゲームやスマホ依存は、アルコールやたばこなどの嗜癖依存と同じです。
一度依存症になってしまうと、特効薬がないため、治療には時間と根気が必要となります。
特に、10代~20代のユース年代の方は、生まれた時からスマホが身近にあり、またSNSなどの交流が当たり前の世の中を生きていることから、よりスマホやゲームに依存してしまう可能性は高くなります。
これからの子育ての中で、どのタイミングでゲームやスマホをお子さんに使わせていくのがよいのか、不安に思う方も多いのではないかと思います。
すでにお子さんがスマホ、ゲームを使用している保護者の方は「スマホやゲームにはまってしまわないか」と心配な気持ちがあるのではないかと思います。
ユース年代の方は、通知などが気になり落ち着かない気持ちになったり、通知を見ないと自分だけ乗り遅れているような気持ちになって、そんな状態に疲れてしまうといったことはありませんか?
はじめは楽しかったはずのSNSが、逆に不安の原因となることもあるのです。そんなスマホとの付き合い方を変えたいと思っている方もおられるのではないかと思います。
スマホでゲームやSNSを見ることは、気分転換にもなるなど必ずしも悪いことではありません。
また連絡手段として使用するスマホは、生活する上で必要不可欠になってきており、手放すことはなかなか難しいといえます。
しかし、どのように付き合うかを考えることはあなたの生活を生き生きとしたものにするためにとても重要なことです。当院ではスマホ、ゲーム依存には「予防」が大事と考えています。
スマホとどう付き合うのがよいか考えたい方、
スマホやゲームをお子さんに渡す前にどんなルールを作るのがよいか相談したい方、オンラインユース診療で医師と一緒に考えてみませんか?
依存症になる前に、当院の医師に一度ご相談くださいね。